HobNote
Linuxいろいろ
X-window、ディスクトップの確認や設定
since 2003.08.30
last update 2011.05.25



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GNOMEでキーを使ってワークスペースを切り替える

[Ctrl]+[Alt]+[RightArrow or LeftArrow]

で画面中央に切り替え画面が表示され切り替えができる



GNOMEのNautilusの表示で左にTreeがでるように(Redhat8のころの表示)する

FedoraCore2やCentOS4のinstall後の初期状態のNautilusでは、左にTree表示がでない。
Tree表示がでるようにするには、コマンドラインより
とするとGConfエディタ(GUI)が開くので
[apps]
 +
 +[nautilus]
    +
    +[preferences]
の右側のparameterの中の[always_use_browser]のチェックボックスをオンにする。



ktermでlsコマンドで表示したディレクトリに色をつける

rootになって/etc/DIR_COLORSのファイルを開いて

TERM......

の書いてあるところに新に一行、

TERM kterm

を追記する



Xの画面を別のPCで表示させる[FedoraCore2,CentOS4,5]

X Window Systemでは、FTPサーバ等とは異なりユーザ端末側がサーバ(Xのサーバ)と考える
Xサーバ側PC:Xserver_pc
Xクライアント側PC:Xclient_pc
とした場合、Xserver_pcのコンソールより

Telnetで他のマシンに入ってアプリケーションを実行するときに以下のようなオプションをつける
(例えばemacsの場合)


もしくは、アプリケーションの起動前にexportで設定しておく

Redhat系では、これだけでは、他のマシンにリモートで入ってもXの画面をFedora側に持って来ることができなかった。
nmapで開いているportを調べると

となり、port 6000 X11が開いていないことがわかったので
iptablesを設定しなおした

[FedoraCore2,CentOS4]の場合
帽子->システム設定->セキュリティレベルで信頼できるportに"6000:tcp"を追加すると
[CentOS5]の場合
システム->管理->セキュリティレベルとファイヤーウォールの設定で
信頼できるportに"6000:tcp"を追加すると
/etc/sysconfig/iptablesを書き直してiptablesサービスを再起動してくれる。

これは、/etc/sysconfig/iptablesを
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 6000 -j ACCEPT
を記述したことと同様である。(/etc/sysconfig/iptablesの変更は、コマンドのiptablesを使うのが正しい)

この後、gdm設定ファイルの変更をする。

[FedoraCore2,CentOS4]の場合
/etc/X11/gdm/gdm.confの

DisallowTCP=true

DisallowTCP=false
にする

[CentOS5]の場合
/etc/gdm/custom.confの

[security]
DisallowTCP=false

[xdmcp]
Enable=true
Port=177

のように[xdmcp]の下に2行書き加える


#/usr/sbin/gdm-restart
を実行
またその後、port 177:tcpを開ける。



サーバのフォントを利用する(WinPC->Vine)

(WIndowsPCのXサーバソフトからToolを起動すると"フォントがない"とWarningがでる場合)

WindowsPCでExceedなどのからLinuxのToolsを利用するときに
フォントがないとWarningMessegeがでる場合、1つの方法として外からのxfsを有効にする。

WIndowsPCのXサーバソフトは、フォントサーバの利用を有効にして
Linux側は、下記のようにxfsのtcp portをopenにする。

rootになって/etc/X11/xfs/configの以下の行をCommentOutする



仮想コンソールの切り替え

X-Windowの状態がおかしくなった場合や、yum等でupdateを実行する場合に
X-WindowのGUI画面を抜けて仮想コンソール上で処理するために画面切り替えを行うには、
以下のショートカットキーにて切り替えを行う。

仮想コンソールへの切り替え:
    <CTRL>+<ALT>+<F1>〜<F6>
※仮想コンソールは6つある

仮想コンソールからX-Windowへ戻す:
    <CTRL>+<ALT>+<F7>
    もしくは
    <ALT>+<F7>



GNOMEのゴミ箱に/(root)以下が表示されてしまうようなことになったら

起動時の異常などで以下の図のようにGNOMEのゴミ箱のなかに/(root)が表示されて
消せない状態になったら
~/.gnome/gnome-vfs/.trash_entry_cacheを削除して
ログインしなおすかマシンを再起動すると上図の/(root)表示は消える


[参考URL]
  http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=6640




GNOMEのデスクトップ上下のパネルが壊れてメニュー表示しなくなったら(CentOS5.6)

これは、CentOS5.6限定の症状らしいが、Xでログインしてデスクトップ表示時
いつもなら、上下のパネルにメニューや、アプリケーションランチャーが表示されるのだが
高い頻度で上下ともパネルになにも表示されない症状がでる。
※全てのCentOS5.6対象ではなく発生するのは少数方らしい。

で、もうすぐCentOS6.0が出るだろうと見込んでいるので、抜本的な対策ではなく
ターミナルから2コマンドで済ませる手段を見つけた。

発生頻度が高いので、今のところ殆どログイン毎にしなくてはならないし、新たにランチャーを
置いても初期状態にリセットされてしまうのが難点なのだが。。。

で、その手段とは、
ターミナルを1つ開いて一般ユーザのままで以下2コマンドを入力する。
参考にさせていただいたURL:https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Desktop/UnsetGnomepanel