HobNote
ノートPCでLinux
since 2004.05.18
last update 2012.07.15



VictorInterLinkにVineLinuxをインストールしたので、その内容をを順に書いていくことにした。
希望としては、全てLinuxにしたいのだが、携帯用USBモデムが使えないのでWindowsとのデュアルブートにすることにした。
(2006.09にVine3.2を再インストール)



ノートPC、FDD

ノートは、B5以下、1kg以下がいいなあ、と以前から思っていたところ電気屋さんで
2世代ほど前の機種であるがほぼ希望にあったPCを見つけたので思わず買ってしまった
のがこのPCである。(VAIOのB5でもACアダプタとか合わせてかばんに入れてると持ち運びには重く感じる)

ノートPC
型名MP-XP7220(Victoter製)
プリインストールOSMS-Windows-XP,Pro
CPUモバイルPentium!!!-M(Clock:866MHz)
メモリ256MByte
ハードディスク容量30GByte
ディスプレイ1026×600、1677万色
外形寸法(W)255mm×(H)28mm×(D)177mm[標準バッテリ付きの状態]
重量1065g(標準バッテリを外したら895g)
価格約¥175000(消費税込)


FDD
型名FD-USB(BUFFALO製)
記憶容量1.44Mbyte/1.2Mbyte(2HD)、720kbyte(2DD)
I/FUSB1.1に準拠
データ転送速度500kb/s(2HD)、250kb/s(2DD)
外形寸法(W)103mm×(H)16.6mm×(D)140mm
重量275g
価格約¥5700



Linux

今回、どのディストリビューションにするか色々調べてみたけど、初級者がいじくるには、情報が多い方が
いいだろうと考え、日本語環境が充実していると言われているVineLinuxを入れることにした。

VineLinux2.6r4(FTP版)
site:ftp.kddlabs.co.jp
directory:/Linux/distributions/Vine

上記のサイトよりisoイメージのファイルをDLしてCDに焼く

その他、入れてみようと考えたディストリ
Mandrake 多国語サポートしている。ディクトップマシンにβ版を2種類ほど入れてみたがなぜかWebブラウザ系の動作が
遅かった(たぶん、なんか設定がおかしんだろうがよくわかんない)
Knoppix 1CD Linux、HDにもInstall可能。
でも、InterLinkでbootできるCDドライブを持っていなかったのでFD-bootしてinstallするのもなんか変。
Fedora RedHatの後継、とにかく最新技術を盛りこむらしい。
インストールは、簡単らしいが、文字コードがUFT-8なんで、できればEUCがいいので除外。



パーティション

Linuxをインストールするのにハードディスク領域を空けてやらないと。ということで
軟弱といわれようが、DL版のPatitionMagicを購入
PartitionMagicで見ると InterLinkのハードディスクは、defaultで以下のようになっていた。
リカバリー
(2G:FAT32)
システム
(23G:FAT32)
空き領域
(5G:FAT32)

そう。
InterLinkには、昨今のNotePCよろしくリカバリCDが付いていない。
念のため、リカバリ領域のFileをコピーしてCDに焼くことにした。
それから、Windows-XPの起動ディスクを作成。(起動ディスクは、MSのDownLoadSiteから専用ソフトをDL)

PatitionMagicで以下のようにパーティションを切りなおした。
リカバリー
(2G:FAT32)
システム
(13G:FAT32)
 ↓ 
/用[/dev/hda6]
(10G:EXT3)
isoイメージ用[/dev/hda7]
(2G:EXT3)
 ↓ 
 
 
/boot用[/dev/hda5]
(86M:EXT3)
 
 
SWAP[/dev/hda8]
(0.8G:SWAP)

/boot用(EXT3):86Mに他意はなく、100Mもいらないし、他のWeb情報を参考にした。
/用(EXT3):boot以外のFileをインストールする領域
isoイメージ用(EXT3):Vineのインストール用CDのisoイメージをそのまま入れておく(インストール後削除してマウント)
SWAP(SWAP):swap領域。通常は、メモリの2倍が目安らしいがすこし多めに設定。

このisoイメージ用パーティションにFTPでDLしたisoイメージファイルをそのままコピーしておく

次にbootFDを作る。
(Linuxで作る場合[CentOS上])
Brank-FD、CDRに焼いたVineインストールCDを各ドライブに入れ
(Windowsで作る場合)
1.44Mフォーマット済みFDをFDドライブに入れ、インストールCDをCDドライブに入れWindowsのDOSプロンプトより



インストール

インストールは、先ほど作ったbootFDをFDドライブに入れた状態でPCを起動する。
bootFDが起動後、画面にboot:の文字がでる。オンラインマニュアルによるとここでリターンキーを押すと
GUIインストール画面がでてtextモードにするには"text"と入力するようになっているが、InterLinkの
ディスプレイは、1026×600であるためかtextを選択するとしばらく待っても帰って来なかった
そこで、画面が切れるだろうなぁと思いながらboot:でそのままリターンキーを押したらGUIがでないで
textモードインストーラが動きだした。(2.6R2のときだけで3.2は普通に起動した)

後は、インストーラに指示にしたがってインストールを行なう。
インストールの種類を"ワークステーション"を選択。カスタムインストールで色々選んでインストールしたら
再起動後、動いてくれなかったので"ワークステーション"でインストールして後から欲しいものを入れることにした。
インストール完了後、 Displayの選択画面が表示されるがLCD 1026×600が存在しないのでLCD 1024×768を選択しておき
次の画面で1026×600を選択するようにする。(後で変更可能)





インストール後、ディスクトップ環境として

まず、aptでdefaultで入っているものを最新版にした。Vineは、設定なしでaptを使えるのがうれしい。


ディスクトップアプリケーションとしてeditor、mailer、browser、graphic-editorは、標準のもので問題無し。
editor:Emacs
mailer:sylpheed
browser:mozilla
graphic-editor:GIMP

mozillaのplug-inに以下のものを追加した。
  Flash
  java
  acrobat reader
後、office suiteは、やはりOpenOfficeを追加。

(補足)
私のPCだけかもしれないが、ファイルマネージャーを起動して初めてディスクトップにアイコンが表示されて
マウスの右ボタンでのポップアップメニューもでるようになった。



その他の環境設定

・HOST名の変更(DHCPの場合)
HOST名を変えるのには、2file変更する必要がある。
/etc/sysconfig/network

/etc/hosts
固定IPの場合は、localhost.localdomainの前にHOST名を追記するのではなく
次の行にIPアドレスとHOST名を書く。

Postfix(メールサーバ)を利用する場合は、
/etc/postfix/main.cf
も変更する必要があるが私の場合、ノートPCをメールサーバにするつもりはないので
このfileは、変更しない。変更してないと起動時に文句をいってくるのだが無視している。
(Vineは、defaultでPostfixが入っているようだ)


・Windows領域のマウント
InterLinkのWindows-XPは、FAT32を使用しているので以下のfileを書き変えるだけでWindowsの
領域をマウントすることができる。
まず、rootになってマウントするディレクトリを作る。

その後、このfileに以下の行を追記する。
/etc/fstab