Linuxデスクトップの 画面キャプチャーソフト。 お勧め
今回、Linuxのデスクトップで画面のキャプチャーできるお勧めソフトの使い方をまとめようと思います。
画面キャプチャーのお勧めソフトは、KSnapshotになります。windowsでいうところのsnipping Toolの高機能版ですね。これのWindwsバージョンがあれば嬉しいんですが見つけることができませんでした。まぁメインPCはLinuxなんで問題なしです。
使っているLinuxは、Linux Mint 18.3 cinnamonになります。この投稿記事を書いている時点でもちょっと古いかもしれません。20が出たらクリーンインストールしようと思ってますが 今の所Beta版まで出てますね。
2020.08.18追記
Linux Mint 20 cinnamonにアップグレードしました。KSnapshotからSpectacleに変わっていました。外観は少し変わっていますが機能はほぼ同じ感じです。
KSnapshotのインストールは、ソフトウェアの管理から
kSnapshotのインストールは、とても簡単です。
スタートメニューから[システム管理]->[ソフトウェアの管理]で検索ボックスにksnapshotと入力します。
そうするとKSnapshotに関連するアプリケーションの一覧がでてきますのでKSnapshotをクリックしてインストール画面に移動し[インストール]ボタンをクリックします。
インストールボタンをクリックすると管理者権限パスワードの入力要求ウインドウが表示されますのでパスワードを入力してOKでインストール完了です。
KSnapshotの使い方
KSnapshotは、Linux Mint スタートメニュの[グラフィック]から[KSnapshot]を選択で起動できます。起動したらこんなウインドウが表示されます。
Take a New Snapshotボタンを押すことにより選択したモードでのキャプチャー動作が開始されエンターキーを押すかマウスをクリックすることにより設定遅延時間に合わせキャプチャーしてくれます。
画面選択の種類
Capture modeで画面選択方法を選ぶことができます。
Full Screen | デスクトップ画面全てをキャプチャーします。キャプチャ時にKSnapshotのウインドウは消えてキャプチャ完了後再表示されます。 |
Window Under Cursor | 選択したウィンドウをキャプチャーします。キャプチャ時にKSnapshotのウインドウは消えてキャプチャ完了後再表示されます |
Rectangular Region | デスクトップ画面の好きな範囲をマウスで矩形選択してキャプチャすることができます。エンターキーを押すまでは選択範囲の四方をドラッグすることによって変更することができます。また範囲内をドラッグすることで範囲のサイズを変えずに移動できます。 |
Freehand Region | デスクトップ画面の好きな範囲をマウスでフリーハンド選択してキャプチャすることができます。また範囲内をドラッグすることで範囲のサイズ、形状を変えずに移動できます。 |
Section of Window | Window Under Cursorのキャプチャ時にウインドウタイトル部を含ませるか含ませないかの選択ができます。マウスをタイトルバーのところに持って行くと外周が強調されエンターキーでキャプチャが実行。マウスをタイトルバー以外のところに持って行ってエンターキーを押すとタイトルバーを含まないでキャプチャします。 |
キャプチャーするまでの遅延時間の設定
Snapshot delayを設定することによってエンターキーを押してからキャプチャーするまでの時間を設定することができます。
Include window decorations
Include window decorationsのチェックボックスは、Window Under Cursorを選択したときのみ選択が有効です。
チェックを入れるとウインドウのタイトルバーを含めてキャプチャーしてくれます。チェックを外すとタイトルバーを入れないでキャプチャーしてくれます。
Include mouse pointer
まぁ、書く必要もないかもしれませんがキャプチャ時にマウスカーソルも含めるかどうかのチェックボックスです。Rectangular RegionモードとFreehand Regionモード選択時は使えません。
キャプチャー実行が完了したもクリップボードに入っているわけではありません。最下部のボタンでキャプチャした画像をどうするかを選択します。
Send To…ボタン
選択したアプリケーションに送ることができます。GIMPがインストールされてるならGIMPに送ればGIMPが起動しすぐに編集することができます。
Copyボタン
クリップボードに送ることができます。
Save As…ボタン
ファイルに保存することができます。ファイル形式は、PNG、JPGはもとより多くの形式をサポートしているようです。
またKSnapshotを起動している状態でキャプチャ−>[Save As]を繰り返す場合はファイル名を変更しない限りファイル名の後に連番を付けてくれるすぐれものです。
以上が簡単な使い方になります。
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