Amazonで購入したVGAからビデオ信号(NTSC)への変換器、動作確認
映像入出力方式でビデオ信号(=コンポジット信号)はデジタルな映像信号に比べ画質が良くないにもかかわらずコンポジット信号で映像をやり取りする機器は未だに無くなりません。やはり単純な構造のケーブルと伝送距離(ケーブル長)が長く使えるなどのメリットがあるのでしょう。
最近のLCDモニターなどの受像機器は複数の入力方式に対応していますがたまにコンポジット信号入力しかない機器があります。で、そうゆう機器を扱うのにわざわざコンポジット信号を出力する機器を容易するのももったいないですよね。
そこでこれも大抵の映像出力機器に付いているVGA出力をNTSCコンポジット信号に変換する機器がAmazonで安価に販売されていたので購入して動作確認をしてみました。
まぁVGA信号方式自体も古い映像出力でHDMIやDispaly-portに比べると画質がいいわけでもなく完全なデジタル信号でもないわけですが、比較的扱いやすい映像信号なので今後このあたりで遊んでみるのにはいいかなぁということでVGAからの変換器を選んでみました。
今回、購入したのは以下になります。
- 製品名:VGA to AVコンバーター FMTVGA2AV
- 製造元;???(Made in Chinaとありますが製造元はよくわかりません)
梱包状態
梱包は、こんな感じです。箱にメーカー名らしき記載がありません。裏面のシールを剥がしてみましたがそこにも書いてありませんでした。
なんか、この箱はこのコンバータ機器のシリーズ共通な感じですね。
では、開封します。
ちなみに私が入手したこの製品の中に取説らしきもの、紙一枚も入っていませんでした。まぁこの製品では取説は不要ですが。。。
本体接写
一応、本体の写真撮っておきます。
動作確認
動作確認時の接続は以下のようにしました。
ちなみにPCはTSUKUMOのBTOパソコン(MODEL:RM7J-D193/T)、24inch LCDはASUS製、10inch LCDはNTSC入力も可能なJaiHo KJ-101 iPS
LCDの24inchと10inchは、ミラーモードでの表示設定です。でカラーバー画像をパワポ系に貼り付けフルスクリーンモードで表示すると以下のようになりました。
なんか、コンポジット信号を表示させているモニタの左側が切れています。なのでこれがモニターのせいなのかコンポジット信号自体が元画像に対して切って変換しているのかをオシロで見てみました。
測定したときの接続図はこんな感じです。AVコードを切って75Ωで終端しています。
で、測定した波形がこんな感じです。左側の白を表現しているところが短くなっています。でも、Windowsの画面をスタートメニューの表示させている状態で変換すると左端のスタートメニューは写っています。
Windowsの画面をスタートメニューの表示させている状態で変換させたのがこれです。
たぶんこれのビデオ波形みてもわからないので測定はしていません。違いといえばパワポのフルスクリーンにしているところなのでこれが原因かもしれません。PCのVGA出力も見る必要もありこれはもう少し解析が必要です。
VGA信号をケーブル切ってプローブするのも手間なので今回はこれくらいにしておきます。
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