Arduino DueでLチカしてみる。
センサーモジュールやLCDモジュール等の簡単な動作確認をしたりI/O検査などに使うのにArduinoは非常に有効です。またArduino Mega2560なんてI/O数が54本もあり動作確認用などでは使い切れないほどハイスペックなボードです。でもI/Oの電圧が5Vなんですよねぇ。今までは電圧レベル変換して使っていたんですが結構手間でした。
そこでArduino Dueです。DueはI/O電圧が3.3Vなので3.3V I/Oのモジュールに直接接続することが可能です。またクロック周波数がMega2560の16MHzに対しDueは84MHzと相当早い。
USBポートはMicro USB が2つ付いていてどちらからでも書き込みができて一方のUSBは ホストにもデバイスにもなるので(動作角煮んはまだしてませんが)マウスやキーボードを接続することが可能っぽいんでI/Oにスイッチを付けなくても制御イベントを作ることができそうです。
Dueのピン配置は、Arduino Dueのピン配置をまとめてみるを参照してください。
LinuxでIDEのボード設定
ここではLinux Mint 18.3でIDEのバージョンは記事執筆時点で1.8.13です。
Arduino IDEを起動します。で、メインメニューより[ツール]->[ボード]->[ボードマネージャ…]を選択していってください。
ボードマネージャのウィンドウが開きますので検索Boxびdueと入力してください。そうするとArduino SAM Boards(32-bits ARM Cortex-M3)が表示されますので[インストール]ボタンを押してください。ウィンドウ下側のプログレッシブバーが動き出します。インストールが完了したら閉じてインストール完了です。Dueを接続したときに認識させるために一旦、IDEを終了させてください。
ボードの接続とIDE側でのボード選択
Arduino IDEを起動してDueのUSB2 Programming(下写真)の方とPCを接続してください。まぁUSB1からでも書き込みはできますがUSB2の方が推奨らしいです。
IDEのメインメニューより[ツール]->[Arduino ARM(32bits)Boards]->[Arduino Due(Programming Port)]を選択してください。
次にIDEのメインメニューより[ツール]->[シリアルポート”XXXXX“]->[(/dev/ttyXXXXX(Arduino Due(Programming Port))]を選択してください。
ここで上記のXXXXXは、PCの接続環境によって変わってきますのでArduino Due(Programming Port)が選択できればOKです。
コンパイルからLチカまで
今回、コンパイルからLチカまでをYoutubeの動画にしてみました。
以上が Arduino Dueを購入してからLチカまでの道のりになります。
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