HobNote
Linuxいろいろ(HW編)
since 2003.04.30
last update 2011.01.04



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フロッピーディスクのフォーマット

フロッピーディスクは、物理フォーマットを行なった後、希望するシステムの論理フォーマットを行なう
mountしない状態でrootになってコマンドラインより



フロッピーディスクのマウント(RH8)

rootになってコマンドラインより



ブートディスクを作る。

1)カーネルバージョンを調べる

2)mkbootdiskのコマンドの場所を探す。

3)フォーマット済みのフロッピを入れる。

4)rootになってコマンド実行。(2.4.xx-xxは、1で調べたバージョン)
でENTER。

4)カーソルが戻ってきたらFDを抜く。



プリンタの設定(Canon製)[lpr]

ex)BJ F870の場合
1)Canonのホームページのダウンロード...より適当なディレクトリに必要なファイルを落とす。
URL:
  http://cweb.canon.jp/drv-upd/linux/bjlinux100.html
File:
  readme-1.3-0.tar.gz
  instruction-1.3-0.tar.gz
  bjfilter870-1.3-0.i386.rpm
  bjfiltercom-1.3-0.i386.rpm

2)tar.gzを展開する。

3)rpmをインストールする。

4)rootになって/etc/printcap.localを編集する。
(printcapは、lpd起動毎にかってに書き換えられるので編集しちゃいけない)
・USB接続の場合、下の内容を追記。


・パラレルポート接続の場合、下の内容を追記。


5)rootになって下記のようにディレクトリを作る。

6)printconfでdefaultに同じプリンタの設定をしていないことを確認する。
設定していたら削除してguiのボタンで再起動。

7)プリンタON、接続状態でPC再起動
起動中、BJF870を検出したからどうする?と聞いてくるのでConfigureを選択。

8)ターミナルより
を入力。(ログイン後一回でいい)
また、動作を確認したらログイン毎に動作するfileにかきこんでもかまわない。

9)後は、tarを展開した中のINDEX.HTM通りに印刷を試してみる。



CUPSでの印刷(CentOS5)

CUPSで印刷設定を行うのに使っているプリンタのドライバがなかった。。。
プリンタは、CanonのBJ F870がいまだに健在なのでいろいろと試してみたところ

モデル:Canon BJC-8200
ドライバ:[foomatic:Canon-BJC-8200-gimp-print-ijs_ppd]推奨じゃないほう
がなんとかまともに印刷してくれた

アプリごとに印刷させてみたところ



CUPSでの印刷(SL6.2でPM-A850)
PM-A850、(2012.09時点で)けっこう古めのEPSONのインクジェット複合機である。
うちじゃぁ、まだ現役で頑張っている。ほとんどWindow機につけていたのだが
たまに、Linuxで作った長文を印刷したいときがあるので
久々にLinuxでプリンタ設定した。

以前は、Linux版のドライバの提供とインストール方法は、アゔァシス(株)さんのWebSiteで
EPSONさんの代わりに提供していたのだが、2012年1月からは、EPSONさんのWebSiteで
提供するようになったみたいだ。

http://download.ebz.epson.net/dsc/search/01/search/?OSC=LX

(2012.09.10時点)
まず、上記サイトに行って製品名入力欄にPM-A850と入力。
検索結果が表示され、その中から モジュール名が"PM-A850 for CUPS"のダウンロードボタンをクリック

ダウンロード プリンタードライバー PM-A850 for CUPS
のTitleが表示され、"エプソンのソフトウエア使用許諾契約"に同意する、しないの選択ボタンが出るので
[同意する]をクリック

以下、2つをダウンロード
・pipsa850-cups-2.6.2-2.i386.rpm
・readmea850-cups    <--インストール方法が書いてある。文字コードは、EUC-JP


rootになって
GNOMEのサービス設定のGUIで
CUPSサービスを再起動(というか止めていたので有効にして起動)
その後、以下lpadminコマンドを実行
でプリンタのUSBをさしたり、ごねごねしているうちにデフォルトのプリンタにpma850が表示される。
PM-A850プリンタの設定を行うには、 でプリンタ設定GUIが現れるのでごねごねする。

以上でLinux上のアプリケーションより印刷が可能になる。



ランレベルの種類と変更方法(ブートローダがGRUBのとき)


ランレベルとは、起動時の動作モードのこと。
下表の7種類がある。


で、
通常使用する場合は、ランレベル5のGUIモードで使用しているが 装置の増設などの設定をする場合は、ランレベル1のSingle userモードで 操作する方がいいらしい。
そこで、一時的にこのランレベルを変更するには

・PCの起動時、GRUBのOS選択画面が表示されたら[e]を押す。

・編集モードに移り下のような表示になるのでKernel/vmlinuz-2.4.xx.xx....root=....にカーソルを移動して [e]を押す。


・Kernel/vmlinuz-2.4.xx.xx....root=....が編集可能な画面になるので行の一番最後にカーソルを持っていき、スペースを1つ入れてから変更したいランレベルの番号を書いて[b]を押すと再起動してからそのランレベルで立ち上がる。
この編集は、保存されないので、次回の起動からは、もとのランレベルで起動することになる。



ハードディスクの増設

以下は、プライマリのスレーブにIDEハードディスクを増設する場合の例である。

・新しいハードディスクをPCに取り付ける。
・ランレベルをSingleUserモードで立ち上げる。
・コマンドラインより


とhdbが認識されていることを確認する。

・コマンドラインより

・[p]Returnで現在の状態を調べる。なにも設定されてなければ情報は表示されない。

増設したハードディスクのパーテーションを3つの基本領域に分ける場合(基本領域の最大は4つ)

・[n]Returnでパーテーション番号を聞いてくるので1を入力
・開始シリンダ番号を聞いてくるので1を入力
・終了シリンダ番号を聞いてくるので1つめのパーテーションで分けたいサイズを全シリンダ番号から計算して入力。
・[p]Returnで確認して/dev/hdb1...が表示されていればOK。
・[n]Returnでパーテーション番号を聞いてくるので2を入力
・開始シリンダ番号を聞いてくるのでhdb1の終了シリンダ番号に1足した値(表示されていると思う)を入力
・終了シリンダ番号を聞いてくるので2つめのパーテーションで分けたいサイズを全シリンダ番号から計算してhdb2の開始番号に足して入力。
・[p]Returnで確認して/dev/hdb1.../dev/hdb2...が表示されていればOK。
・[n]Returnでパーテーション番号を聞いてくるので3を入力
・開始シリンダ番号を聞いてくるのでhdb2の終了シリンダ番号に1足した値(表示されていると思う)を入力
・終了シリンダ番号を聞いてくるのでハードディスクの最終シリンダ番号を入力。
・[p]Returnで確認して/dev/hdb1.../dev/hdb2.../dev/hdb3...が表示されていればOK。
・[w]Returnで上記の設定内容を有効にする。
・[q]]Returnで終了([w]後かってに終了するかも)

次にext3でフォーマットするには、

・コマンドラインより
順に

を入力して完了。(ちなみにext2フォーマットをしたいときはmkfs.ext2のコマンドを使用)
後は、マウントするなり、マルチブート用に別のOSをインストールするなりする。



FDからGRUBを起動(ハードディスクがIDEの場合)

CD-RWドライブの増設や、OSのマルチブートで複数のOSをインストールする場合
GRUBの設定ファイル(grub.conf)を書き換える必要がでてくる場合がある。
書き換えが失敗した場合でもFDから起動できるようにGRUBファイルを
FDにバックアップをとりFDから起動することでLinuxを立ち上げることができる。

1)FDをフォーマットする
2)rootでコマンドラインよりFDに設定ファイルのバックアップをとる。

/usr/share/grub/i386-xxxのディレクトリは、
最初にインストールした媒体により異なる可能性があるのでディレクトリを確認する必要がある。

3)dfコマンドでrootパーテーションとbootパーテーションの確認をする

この場合、/(ルートディレクトリ)は、/dev/hda1

4)vmlinizのファイル名を確認する

5)GRUB設定ファイルをコピーしたFDから起動してみる。
FDから起動するとプロンプトがgrub>になるので先ほど確認した内容を合わせて入力していく。

↓rootの行の入力は、
/bootがhda1の場合、(hd0,0)
/bootがhdb1の場合、(hd1,0)
として入力

以上でLinuxが普通に立ち上がればOK



現在マウントされているディスクの確認

現在、マウントされているディスクの設定内容は、/etc/fstabに書いてあるので
コマンドラインより




/etc/fstabのフォーマット

fstabのフォーマットは、以下のようになっている。

device_name  mount_point  file_system  mount_option  dump_freq  check_num




スワップ領域の確認

スワップ領域の内容を調べるにはコマンドラインより




OSのマルチブート(複数のLinux)

複数のLinuxディストリビューションをインスト−ルしてマルチブートにするには
まずハードディスクパーテーションで空いてるところに新しいLinuxディストリビューションを
インスト−ルする。
(雑誌に付いてるVine2.6はhdbを指定してのインストールは、文句を言われた。
無視してインストールすると立ち上がらなかった。
Plamo3.2は、hdbにインストールできたがディスクトップをKDEにしたら[Arvel]CPU切り替え器を通した
マウスの認識ができなかった)

手順としては、
1)ハードディスクの空きパーテーションに新しいLinuxをインストール
  ・swap領域は、現在使用しているswap領域と共通にする。
  ・ブートローダは、インストールしない。
2)新しいLinuxのvmlinuzファイルの在り処とファイル名を調べる。
  vmlinuzファイルの在り処とファイル名がわからない場合は、
  現在のLinuxにその新しいLinuxの/をmountして探す。


3)/boot/grub/grub.confを編集する。


PCを再起動してGRUBメニューに追加したLinuxのタイトルが表示されて選択したあと
そのLinuxが起動できたらOK