HobNote
LinuxでQCadを使ってみる[05]
since 2012.01.22
last update 2012.01.22



引き出し線と文字の編集

引き出し線を使って寸法を入れそれを修正する例。

こんな感じの図を描いたとき

引き出し線以外の寸法を入力すると、こんな感じになる(文字サイズ調整後。)

ここに引き出し線を使って、キリ、ネジ表記、面取り表記を行う。
まず、各引き出し線を入れる前に引き出し線を持っていくところに文字を先に入力しておいたほうがいい。
文字を入れるには、左のbutton menuより button_texts.png を選択。
で、Textダイアログが現れる。
ここで、日本語を使いたい場合は、FontをUniCodeを選択しておくこと。
でも、ここのテキストの入力部では、IBUsは、日本語入力モードにならなかった。
なのでgedit等の他のテキストエディタを起動して、そこに書いてからコピペすることになる。

文字を入れた状態がこれ

引き出し線は、まず左のbutton menuより button_dimensions.png を選択して button_leader.png を選択。
で、上側は、 button_snap_to_closest_point_on_entity.png を選択し、下側は、 button_no_restriction.png [no Restriction]を選択する。
これで、ポイントは、Gridに固定されずに描いた線の上のポイントを選択できる状態となる。

で、引き出し線の矢印の先となるポイントをマウスでクリックする。
次に引き出し線の矢印の終点(横方向の線を入れる前)を選択するため、そのままの状態で
上側を button_snap_to_grig.png [Free positioning]を選択し、下側は、そのまま button_no_restriction.png の状態。
これで、ポイントは、Gridのポイントを選択できる状態となるので文字との位置調整が綺麗に引ける。
で、文字の左下のGridまでポインタを持っていったらクリックして矢印の終点を決定し
文字列の右下まで行きマウスクリックして[Esc]で決定し引き出し線となる。

つまり、引き出し線を完了させるには、[Esc]を押せばいいので横方向の線が不要なら、
矢印の終点を決めた時点(2ポイント目)で[Esc]を押せば矢印のみを入力することができる。
上記で記したの引き出し線を描いた結果がこれ。
同じ要領で書いていくとこうなる。