HobNote
LinuxでQCadを使ってみる
since 2009.01.12
last update 2012.01.22



QCadは、結構メジャーな機械CADらしく、とりあえず入れて触ってみた。
少なくともSL6.1上では、日本語の使用もなんとか可能ぽっい。

Contents

QCadのインストール[CentOS5.2/SL6.1]

[CentOS5.2]の場合

1)ソースファイルの入手
RibbonSoftのQCadページより   http://www.ribbonsoft.com/qcad.html
Download/Trialへ移動   http://www.ribbonsoft.com/qcad_downloads.html

通常版は、有料なのとDemo版は、制限がかかってそうなので
QCAD Community Editionを選択。
Downloadボタンを押してダウンロードしてqcad-2.0.5.0-1-community.src.tar.gz
適当なディレクトリに置く

2)インストール前の修正
まずは、展開して、下層へ移動 qcadディレクトリの下のREADMEの通りにインストールすると、gccのバージョンの問題で
long longがダメErrorがでるので先に修正が必要な箇所を修正しておく
修正が必要なのは、mkspecsディレクトリ下のdefs.pro でdefs.proを編集

3)インストール
後は、REAMEに書いてある通りに実行

スクリプト実行」の最後に....そのようなファイルやディレクトリはありません とでるが気にしない。
解凍後直下のqcadの下に実行ファイルqcadができる。
rootで/usr/local/binにリンクするか一般ユーザレベルのみの使用ならユーザのみのPATHの通ったところに
リンクしておけばいい


[SL6.1]の場合
SL6.1の場合のインストールは、yumでできるので楽である。
がインストールされる。


QCadの起動

QCadを起動してみる


[SL6.1]の場合
また、[SL6.1]でyumでinstallした場合は、
トップパネルの[アプリケーション]→[グラフィックス]→[QCad]
でも起動が可能である。





Qcadの設定

・Font
QCadの実行ファイルをPATHの通ったところにリンクするだけでは、文字が表示できないので
QCad起動後、main maenuより[Edit]->[Application Preferences...]で設定ダイアログを開き
Pathsタブを選択
ダイアログが開いたらFontsのことろにFull PathでQCadのsourceを
解凍したディレクトリのqcadの 下にあるfontsを指定する


・Color
back groundの色は、白が好みなので同じように
main menuより[Edit]->[Application Preferences...]で設定ダイアログを開き
Appearanceタブを選択
color Backgourndのところを
にすると
のように白くなる