HobNote
Tcl関係[00]
since 2011.05.16
last update 2011.05.24



Tclとは、カリフォルニア大学で開発されたスクリプト言語で
Tcl/TkのTkとは、それのTool kitを示します。
Linux系の場合、構築時に入れない指定をしないかぎりTclスクリプトは、普通に使えるんじゃないだろか。
で、以下、簡単な覚え書き
※この覚え書きは、CentOS 5.6でリリースされている tcl-8.4.13-4.el5 tcl-devel-8.4.13-4.el5時点からのものです

参考にさせていただいたサイトのURLは、以下になります。
まぁ、本家のTutorialページのようですが。。。
Contents


コマンドラインからのTcl(Hello world.)

コマンドラインからTclを実行する場合、tclshと入力するとTclモードに」なる。



スクリプトの記述例(Hello world.)

スクリプトの記述は、以下のように1行目を#!/usr/bin/tclshとし
Tcl言語を記述していく。

で、書いたら、chmodで実行形式にしてから実行する。
で変数の設定は、setを使う。
※変数の設定は、文字列、数値どちらでもsetを使う。
実行すると、



""ダブルクォーテーション,{},[]ブラケットの使いかた

""ダブルクォーテーション,{}カーリーブラケットは、2つ以上の文字列のくくる場合に使用する。
""は、その中に変数等があった場合、有効になる。
{}は、変数等は無効で書いたままの扱いとなる。
でもbashの""と''の使い分けかたとは、ちょっと異なるようなので注意(算術演算 exprのときとか)。
その上、""や{}でくくったとしてもC言語とかの文字列という扱いではなく数字であれば数値として認識する。

[]スクエアーブラケットは、[]で囲んだコマンドの実行結果を[command]として置き換えることを
目的に使用する。

一例としてdateコマンドで日付を出力してみる。
実行すると、



制御コードとしてのバックスラッシュ

バックスラッシュ単体の使用は、複数行の改行間に対してその当初の命令を有効にするような感じで使う。
実行すると、

予約語としてのバックスラッシュを使ったコードは、下表のようになる。



算術演算

算術演算は、expr(expressions)をもちいて演算を行う

※ちなみに**のべき乗は、tcl 8.5以上 CentOS 5.6ではtcl-8.4.13-4.el5なので使えず



関数

使える関数一覧(他にもあるかもしれない。確認したものから)