LinuxでKiCadを使ってみる
since 2012.02.04
last update 2020.08.09

KiCadは、オープンソースのプリント基板設計のためのデザインToolで、結構有名らしい。
基板激安製作会社のOLIMEXでも"これで作ったファイルならいいよTool"の1つとしてKiCadを挙げている。
日本語での紹介サイトは、これを書き出した現時点では、少なそうだが
youtubeでKiCad tutorial1,2などがupされているのがある程度参考になった
("ある程度"というのは英語だったので。。。)
発音は、KiCad:キーキャド,キッキャドと言っていたような。。。。

とりあえず、触ってみることにした。

Contents

SL6.1の場合のインストールは、yumでできる。
ただdocが、

と、いろんな国別のdocが用意されていてyum install kicad*とかしてしまうと
全て入ってしまうので本体とdocを別に指定してインストールする。
で完了。
トップパネルの[アプリケーション]→[電子工学]には、EeschemaとKicCadが追加される。
※[電子工学]のメニューは、yumでelectronics-menu-xxxx.el6.noarchを入れることによりメニューに追加される。

2012.02.XX
kicadのバージョンがyum updateでkicad-2012.01.19-1.rev3256.el6.i686に上がって
ボタン関係のデザインが一新されてしまった。。。。
ので、ページのpicも入れ替えしていこう。

KiCadの起動は、トップパネルから[アプリケーション]→[電子工学]→[KiCad]
もしくは、コンソールから

で、
が表示される。

このwindowでのpreference設定は、Text Editorとpdf viewerくらいである。
また、LanguageでJapaneseの選択があったので一応、選択しておく。
これで再起動してもメニューが日本語になるわけではない。
で、これで

ができる。

この後、回路図の作成から始まってプリント基板をデザインするにあたってまず新しいprojectを作成する必要がある。
KiCadのメインメニューから[File]→[New]で
2013.08.XX
kicad-2013.06.11-1.rev4021.el6.i68では、[File]→[New]→[Blank]で

がでるので、適当なディレクトリを作ってプロジェクト名のファイルを作成する。
(ファイル名を入力するときに拡張子は不要)
で、Kicadのwindowにプロジェクト名等が表示される。
ここでは、sample01.proとして保存

これがプロジェクト全体のconfigurationファイルとなる。